本社部門を中心に、海外拠点それぞれが研究開発にも関与
当社の研究開発は、主に本社部門である技術開発センター(Dセンター)のHOT部門とCOLD部門、そして一部シンガポール工場のCOLD部門において行われております。HOT部門では、液晶ディスプレイ用ガラス基板の組成や、溶解炉による同ガラス基板の製造に関する研究開発を担当しており、COLD部門では、同ガラス基板の素板を切断・加工・洗浄する技術、および製品の検査・評価に関する研究開発を担当しております。
液晶ディスプレイパネルを製造するメーカーは、韓国、台湾、日本、中国に集中しています。当社では、これに対応するため、日本、韓国、台湾、シンガポールの4つの拠点で生産・販売体制を構築しています。さらに、それぞれの国におけるお客様のニーズに迅速かつ柔軟に対応するため、研究開発に関しても、本社部門と各拠点が密接な関係を保ちながら進めています。

将来を見据えて、さらなる研究開発と技術革新を推進

一般に、より大型のガラス基板になるほど、その生産は難しくなり、より高度な技術が求められることになります。従って、今後もガラス基板の大型化が続く場合には、ガラス基板メーカーは新たな技術革新を実現する必要があります。当社では、既に第8世代までの大型化を実現しておりますが、更なる大型ガラスの生産能力の獲得に向けた研究開発を進める方針です。また、社内では研究開発を対象とした奨励制度を導入するなど、社員のモチベーションアップにも配慮して、研究開発を推進しています
大型化以外でも、液晶ディスプレイパネルメーカーから求められる時々のニーズに応じ、それらを実現するための新たな技術革新を達成してまいりました。例えば、モバイル化に対応するため、より比重が小さく、薄く成形できるガラスの組成とその製造法を開発いたしました。また、環境問題に対応するため、環境に優しい原料を用いたガラス(スーパーグリーンガラス)の組成や製造法の開発も実現しています。
今後は、過去に蓄積した技術をさらに発展させ、お客様の新たなニーズへ対応するとともに、新たな事業分野への応用についても着実に実現してまいります。







